
修了証ってどんなものか、教育は自社でやるか講習を受講するかの悩みを解決します。
建設現場で荷物の上げ下ろしでよく使われるウインチ。
電動式や油圧式などありますが、巻上げ機の運転業務の特別教育受講が必要です。
特別教育は、自社でやるのがいいのか?。講習申し込むのがいいのか、ネットでの受講がいいのか悩みますよね。
自社だとお金かからないけど手間はかかる、講習だとどうしてもかなり先の日程で予定を組みにくいといった問題があります。
この記事ではウインチの特別教育で教育の内容、修了証ってどんなもの?、教育は自社でやる場合、会場での講習会を利用する場合、オンライン(web)講習を利用する場合で比較しておすすめを出します。
おすすめは手続きが簡単でお金払うだけのSAT。アプリでの免状は管理が楽。
自社で教育するとお金かからないけど講師やらないといけないし、テキストも必要…。
会場での講習会は楽なんだけど日程調整が面倒なのとお金もかかるのが…。
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結論
結論からいえば、オンライン講習のSATを利用してください。
免状がアプリなのでなくす心配もいらない、申し込んですぐ受講できるから本当に便利なのでおすすめ。
ウインチの特別教育の内容と時間
巻上げ機(ウインチ)の運転の業務の特別教育は学科(6時間)+実技です。
学科は自社で行う場合は会社での座学教育が必要ですし、会場での講習会なら当日いくと講習を受けれます、オンラインはスマホ、パソコンで視聴します。
巻き上げ機に関する知識 | 3時間 |
巻き上げ機の運転に必要な一般的事項に関する知識 | 2時間 |
関係法令 | 1時間 |
実技は4時間
巻き上げ機の運転方法 | 3時間 |
荷掛け及び合図 | 1時間 |
修了証は?
足場作業の特別教育を受講すると修了証が発行されます。
自社で講習を行った場合も修了証(免状)の発行がいるので、わざわざ修了証(免状)を発行するのは結構な手間です。
免状のサンプル


出典:中小建設業特別教育協会より
紙をラミネートしただけの修了証(免状)も多いです。
修了証(免状)は携帯しないといけない
修了証は携帯する義務があるので日ごろからバッグの中に入れておくなど持っておかないといけません。
修了証を落としてなくしたりする可能性があるので気を付けましょう。
修了証(免状)をなくすと再発行
修了証をなくすと再発行はできますが、いつ受講したかの確認に時間がかかります。
昔いた会社で受講して今更再発行お願いしづらいなどあります。
できれば再発行しないのがいいですよ。
おすすめはアプリで修了証(免状)を管理できるSATがいい。
アプリなのでわざわざ別途持つ必要がないしスマホと一体になるから管理も楽。
修了証をなくす心配がなくなるのがいいです。


出典:SAT修了カード管理より
android、iphoneおなじようにあるのでとても便利。
実際にSATのアプリは管理がめっちゃ楽なのでおすすめ
自社でウインチの特別教育を実施する場合
ウインチの特別教育は学科、実技の両方を会社で行う必要があります。
メリット
- お金がかからない
- 仕事上での注意点をそのまま講習の教育できる
- 会社の設備を使って講習できるので機械の癖や操作方法の指導もできる
デメリット
- 学科を自社で教育するにはテキストが必要なので購入する必要がある(テキストが売っていない)
- 何を講義で説明したらいいのかわからない
- 自社で教育するのが手間
- 実技講習を会社でやらないといけない
- 修了証を作らないといけないので修了証発行を日ごろからやっていないと大変
会場での講習会を受講する場合
一番ポピュラーな会場での講習会
コマツ教習所 | 22,000円(東京) |
コベルコ教習所 | 18,000円(市川) |
キャタピラー教習所 | 21,000円(埼玉) |
技術技能講習センター | 10,000円 |
数社リストアップしましたが、各都道府県ごとにほかにも講習会は開催されています。
教習所は会場によって価格設定が異なるので注意してください。
メリットとデメリットをみていきます
メリット
- 会場での受講なので会社はとても楽
- 自社で教えるわけではないので手間がかからない
- 自社で学科教えるわけではないのできちんとしたことを教えてくれる。
- 実技を教えなくていい。
- 修了証(免状)を作らなくていい
デメリット
- 金額が高額になりやすい。
- 予約は早めに必要で先に仕事の穴をあけてしまう。
オンライン(web)での講習会を受講する場合
オンライン(web)での講習は学科をスマホやパソコンなどで視聴して実技を自社で行う方式です。
オンラインは配信動画を30-90日間に視聴して学科受講する場合とZOOM等でのライブ受講(ミヤコシ教習センター、MSTCのみ)の場合があります。
配信動画は気楽でスキマ時間などで受講できるからいいですよ。
配信動画はスマホなどのカメラに顔認証で自分の顔を登録して、スマホだとインカメラで受講状態を監視します。
オンライン講習会一覧
SAT | 8,800円 |
建設業教育協会 | 4,950円 |
KCI教育センター | 13,500円 |
ミヤコシ教習センター | 10,000円 |
MSTC | 16,500円 |
SATにはサンプル動画があります。
メリット
- 配信動画だと仕事の都合がつきやすく、スキマ時間での視聴など受講しやすい
- 配信動画は30-90日くらいの受講期間があるのは日程調整が楽でいい
- ライブ受講でも日程調整は融通が利くから会場講習より仕事と都合が合いやすい。
- 申し込んだらすぐ受講できた
- 学科の講義をやらなくていいから楽
- 価格は会場講習に比べて少し安い
- 修了証を作らなくていい
デメリット
- 自社で1からやるよりお金がかかる
- 実技を会社で教えないといけない
どれがいい
自社、会場での講習会、オンライン(web)講習会を比べると一番いいのはオンライン(web)講習会です。
実際、私もSATのオンライン講習会を受講しました。
オンライン(web)講習会受講してみた感想
実際に受講した感想をメリットとデメリットで分けると
メリット
- 予約してすぐに受講できるので空いている日や時間に受講できるのは本当に便利。
- アプリでの免状はなくす心配がなく、常に携帯しているから提出を求められてもすぐ出せるのがいい
- 自宅のベッドで寝っ転がりながら動画視聴はチョー楽で革命が起きました。
- 数日間に分けて受講できるのはかなりの助かりました。
- 申込~受講、受講後~免状発行までのスピード感がとても早い。免状発行(アプリ)は1-2時間くらい
デメリット
- 内容が古いままだったのが残念。
- 受講は顔認証で監視しているが、きちんと受講していても「審査中」がついて、職員によるチェックが入る場合があります。そうなると時間がどうしてもかかるのが…
オンライン(web)講習会どこがいい?
オンライン講習会はSAT、建設業教育協会、KCI教育センター、ミヤコシ教習センター、MSTC
動画配信のほうが日程調整しなくていいだけ楽です。
オンライン講習はほとんど申し込んですぐに受講できます。
PDFみたいなデータ型はやめたほうがいい。
PDF型だとデータは後からなくすんだよな。
SATは免状がアプリかアプリ+プラスチックカード(有料)か選べます。
SATで受講してアプリでの管理はとても楽なのでおすすめ。
なくす心配がないのが助かります。
テキストはweb上でのデータになります。講義中はスライドで見えるのでテキストを必要とすることはあります
補助金について
人材開発支援助成金(建設労働者技能実習コース)対象です。
詳しくは厚生労働省HPをクリック。
申請前に最寄りの都道府県労働局に問い合わせてください。
- 中小建設事業主(20人以下)
経費助成は対象金額3/4
賃金助成は8,550円×受講日数
賃金要件(人確金、人開金)または資格等手当要件(人開金のみ)を満たした場合の増額されます。
- 中小建設事業主(21人以上)
経費助成は対象金額7/10
賃金助成は7,600円×受講日数
賃金要件(人確金、人開金)または資格等手当要件(人開金のみ)を満たした場合の増額されます。
2人以上で受講する場合
2人以上で受講する場合は監視員をたて、監視員の監視の元で視聴するという流れです。
監視人を必要とする講座と同じで面倒くさい
実技はどうするの?
実技4時間を会社で実施しなければなりません。
SATのHPには
実技は、各事業所様において「実技実施責任者(経験者)」を選任し、工具・機械等を準備し実習を行ってください。その際、実技実施責任者と同一場所で対面のもと実施します。個人事業主の場合は、お取引先などの経験者の方を実技実施責任者として選任ください。
動画講義の中で必要なことは含まれているのでその内容をベースに実技を行えばOKです。
web講習を実施する各社で動画や資料はあります。
各社の資料は
SAT | 実技資料1ページ |
なおMSTCは実技のみあり(島根で5,500円)
実技案
web講義内で、操作方法や手順・注意事項について説明されているので実機の前で解説と実技を行ないます。
参考資料:SAT実技資料
巻き上げ機の実機を前に操作方法、作業前点検、整備について、どういったものを吊るか、吊り能力、安全装置などを説明します。
様々な荷を用意して荷掛け方法の検討をして実際に色々なものを吊ってもらい
どこが良くて、どこが悪いのか学科の内容を振り返りつつ説明。
実技のときは安全のために手袋を着用しましょう。
どこがおすすめ?
おすすめできるのはSAT
おすすめな理由
- 申し込んでからすぐ受講できるスピード感、アプリの免状は受講完了後すぐできるので今日の明日でも免状ができるのは本当にいい。
- 受講するだけで書類がないのがいい。他社だと受講の監視人、受講記録とか言われるけどSATはそういう面倒くさいこと言わない。
- アプリでの免状管理は神!!!紛失、破損する心配がなくてすぐ取り出せて免状確認がすぐできるから本当に楽です。転職とかで免状がなくなるってことありますからね…。
- ベッドの上で寝っ転がって動画みる感覚で受講できるのは革命が起きました。マジで楽!!!
- 60日間あるので数日に分けて夜ベッドの上で動画みるってことで受講できますし、便利。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 特別教育、安全衛生教育を(職長・安全衛生責任者教育、職長の能力向上教育、フルハーネス墜落制止用器具、足場作業、粉じん作業、酸欠・硫化水素危険作業、ダイオキシン類作業、石綿(アスベスト)作業、自由研削といしの取替え、低圧電気取扱、高圧・特別高圧取扱、アーク溶接、有機溶剤業務、安全衛生管理者選任時講習、振動工具取扱、騒音障害防止、巻上げ機(ウィンチ)の運転業務、刈払機の取扱、玉掛け、丸のこ取扱、フォークリフト、保護具着用管理責任者、化学物質管理者、チェーンソーによる伐木、テールゲートリフター、熱中症防止、電気工事作業指揮者、コンクリートポンプ車、高所作業車(10m未満)、移動式クレーン)紹介しています。 […]