
振動工具を使うときは安全衛生教育を受けておきましょう。
電動ハンマー、インパクトレンチなど「えっ?」と思う工具まで含まれています。
特別教育必要なのはわかるけど、自社でやるのがいいのか?。講習会申し込むのがいいのか、ネットでの受講がいいのか悩みますよね。
自社だとお金かからないけど手間はかかる、講習会だとどうしてもかなり先の日程で予定を組みにくいといった問題があります。
この記事では振動工具取扱作業者の安全衛生教育(特別教育)を自社でやる場合、会場での講習会を利用する場合、オンライン講習を利用する場合で比較しておすすめを出します。
オンオンライン講習でSAT受講するのが価格が安く、免状管理がアプリで楽なのがおすすめ。
インパクトドライバーや100mmのグラインダーは対象外なのでいい。
自社で教育するとお金かからないけど講師やらないといけないし、テキストも必要…。
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どこがいい?
結論からいえば、オンライン講習のSATを利用してください。
価格は安いし、免状がアプリなのでなくす心配もいらない、申し込んですぐ受講できるから本当に便利なのでおすすめ。
振動工具の安全衛生教育(特別教育)の対象工具
振動工具の安全衛生教育受けないといけなくても、そもそも何が対象かわかりづらいですよね。
実際に調べて出てくるのが
- ピストンによる打撃機構を有する工具(さく岩機、チッピングハンマー、リベッティングハンマー、コーキングハンマー、ハンドハンマー、ベビーハンマー、コンクリートブレーカー、スケーリングハンマー、サンドランマー、ピックハンマー、多針タガネ、オートケレン、電動ハンマー)
- 内燃機関を内蔵する工具(可搬式のもの)(エンジンカッター、ブッシュクリーナー)
- 携帯用皮はぎ機等の回転工具(携帯用皮はぎ機、サンダー、バイブレーションドリル)
- 携帯用タイタンパー等の振動体内蔵工具(携帯用タイタンパー、コンクリートバイブレーター)
- 携帯用研削盤、スイング研削盤その他手で保持し、又は支えて操作する型式の研削盤(使用する研削といしの直径が150mmを超えるものに限る。)
- 卓上用研削盤又は床上用研削盤(使用するといしの直径が150mmを超えるものに限る。)
- 締付工具(インパクトレンチ)
- 往復動工具(バイブレーションシャー、ジグソー)
って感じでわかりづらいんですよね。
ざっくり言ってしまうとエンジン工具や大型の電動工具は対象となります。
よく使われる100mmのグラインダーやインパクトドライバーは対象外です。
グラインダーは150mm以上、インパクトレンチは振動工具の安全衛生教育の対象なので注意しましょう。
チェーンソーも対象外でチェーンソーだけの特別教育があるので注意してください。
安全衛生教育の内容とオンライン講習
振動工具取扱作業者の安全衛生教育は学科のみです。
学科(4時間)受講します。
学科は自社で行う場合は会社での座学教育が必要ですし、会場での講習会なら当日いくと講習を受けれます、オンラインはスマホ、パソコンで視聴します。
振動工具に関する知識 | 1時間 |
振動障害及び予防に関する知識 | 2.5時間 |
関係法令 | 0.5時間 |
自社で振動工具の安全衛生教育(特別教育)を実施する場合
振動工具の安全衛生教育は学科を会社で行わなければなりません。
メリット
- お金がかからない
- 自社の工具で実際に使って講習できる
- 仕事上での注意点をそのまま講習の教育できる
デメリット
- 学科を自社で教育するにはテキストが必要なので購入する必要があります。
- 何を講義で説明したらいいのかわからない
- 自社で教育するのが手間
- 免状を作らないといけないので免状発行を日ごろからやっていないと大変
学科用テキストの紹介
テキストが必要でamazonだと1冊5000円以上、講師と人数分合わせると高すぎる…。
楽天やyahooは1200円~2000円くらい
これなら講習受講したほうがよさそうなのが
会場での講習会を受講する場合
一番ポピュラーな会場での講習会
コマツ教習所 | 15,000円(東京) |
コベルコ教習所 | 11,500円(明石) |
キャタピラー教習所 | 13,000円(埼玉) |
技術技能講習センター | 9,000円 |
数社リストアップしましたが、各都道府県ごとにほかにも講習会は開催されています。
教習所は会場によって価格設定が異なるので注意してください。
メリットとデメリットをみていきます
メリット
- 会場での受講なので会社はとても楽
- 自社で教えるわけではないので手間がかからない
- 自社で学科教えるわけではないのできちんとしたことを教えてくれる。
デメリット
- 金額が高額になりやすい。
- 予約は早めに必要で先に仕事の穴をあけてしまう。
- 学科だけなら会場での講習をわざわざ受ける必要がない。
オンライン(web)での講習会を受講する場合
オンライン(web)での講習は学科をスマホやパソコンなどで視聴して実技を自社で行う方式です。
オンラインは配信動画を30-90日間に視聴して学科受講(SAT、CIC、KCI教育センター、建設業教育協会など)とする場合とZOOM等でのライブ受講(ミヤコシ教習センター、MSTC)の場合があります。
配信動画は気楽でスキマ時間などで受講できるからいいですよ。
配信動画はスマホなどのカメラに顔認証で自分の顔を登録して、スマホだとインカメラで受講状態を監視します。
オンライン講習会一覧
価格 | 視聴期間 | |
SAT | 8,800円 | 60日間 |
建設不動産総合研修センター(CECC) | 7,700円 | 60日間 |
CIC(日本建設情報センター) | 9,900円 | 60日間 |
コベルコ教習所 | 9,500円 | 60日間 |
KCI教育センター | 13,500円 | 約1か月+5日間 |
中小建設業特別教育協会 | 8,525円 | 30日間 |
ミヤコシ教習センター | 9,500円 | ライブ受講 |
建設業教育協会 | 4,950円 | 90日間 |
MSTC | 16,500円 | ライブ受講 |
SATの講義動画サンプルがあります。
メリット
- 配信動画だと仕事の都合がつきやすく、スキマ時間での視聴など受講しやすい
- 配信動画は30-90日くらいの受講期間があるのは日程調整が楽でいい
- ライブ受講でも日程調整は融通が利くから会場講習より仕事と都合が合いやすい。
- 申し込んだらすぐ受講できた
- 学科の講義をやらなくていいから楽
- 価格は会場講習に比べて安い
デメリット
- 自社で1からやるよりお金がかかる
どれがいい
自社、会場での講習会、オンライン(web)講習会を比べると一番いいのはオンライン(web)講習会です。
実際、私もSATのオンライン講習会を受講しました。
オンライン講習会受講してみた感想
実際に受講した感想をメリットとデメリットで分けると
メリット
- 予約してすぐに受講できるので空いている日や時間に受講できるのは本当に便利。
- アプリでの免状はなくす心配がなく、常に携帯しているから提出を求められてもすぐ出せるのがいい
- 自宅のベッドで寝っ転がりながら動画視聴はチョー楽で革命が起きました。
- 数日間に分けて受講できるのはかなりの助かりました。
- 申込~受講、受講後~免状発行までのスピード感がとても早い。免状発行(アプリ)は1-2時間くらい
デメリット
- 内容が古いままだったのが残念。
- 受講は顔認証で監視しているが、きちんと受講していても「審査中」がついて、職員によるチェックが入る場合があります。そうなると時間がどうしてもかかるのが…
オンライン講習会どこがいい?
オンライン講習会はSAT、建設不動産総合研修センター(CECC)、CIC(日本建設情報センター)、コベルコ教習所、KCI教育センター、中小建設業特別教育協会、ミヤコシ教習センター、建設業教育協会、MSTC
動画配信のほうが日程調整しなくていいだけ楽です。
申し込んでからすぐに受講できるのはSAT、CIC(日本建設情報センター)などやり取りが少ないところがいい。
KCI教育センターは資料送付だけ遅くなります。
免状は?
SATは免状がアプリかアプリ+プラスチックカード(有料)か選べます。
CIC(日本建設情報センター)、コベルコ、建設業教育協会の免状はPDFかカード型(有料)
PDF型もらったときよくても会社でデータが行方不明になったり退職すると不便だし、紛失してしまいやすいのは困りもの。
SATで受講してアプリでの管理はとても楽なのでおすすめ。
なくす心配がないのが助かります。
カード型でもいいですけど建設業教育協会は価格安いのにカード型発行手数料が2,420円とかなりの高額なので注意してください。
テキストは各社はweb上でのデータになります。講義中はスライドで見えるのでテキストを必要とすることはありません。
どこがおすすめ?
おすすめできるのはSAT
おすすめな理由
- 申し込んでからすぐ受講できるスピード感、アプリの免状は受講完了後すぐできるので今日の明日でも免状ができるのは本当にいい。
- 受講するだけで書類がないのがいい。他社だと受講の監視人、受講記録とか言われるけどSATはそういう面倒くさいこと言わない。
- アプリでの免状管理は神!!!紛失、破損する心配がなくてすぐ取り出せて免状確認がすぐできるから本当に楽です。転職とかで免状がなくなるってことありますからね…。
- ベッドの上で寝っ転がって動画みる感覚で受講できるのは革命が起きました。マジで楽!!!
- 60日間あるので数日に分けて夜ベッドの上で動画みるってことで受講できますし、便利。
コメント
コメント一覧 (1件)
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