
アーク溶接を行うには特別教育が必要です。
特別教育必要なのはわかるけど、自社でやるのがいいのか?。講習会申し込むのがいいのか、ネットでの受講がいいのか悩みますよね。
自社だとお金かからないけど手間はかかる、講習会だとどうしてもかなり先の日程で予定を組みにくいといった問題があります。
この記事ではアーク溶接の特別教育を自社でやる場合、会場での講習会を利用する場合、オンライン(web)講習を利用する場合で比較しておすすめを出します。
オンライン講習でSAT受講するのが価格が安く、免状管理がアプリで楽なのがおすすめ。
自社で教育するとお金かからないけど講師やらないといけないし、テキストも必要…。
会場での講習会は楽なんだけど日程調整が面倒なのとお金もかかるのが…。
本ページはプロモーションが含まれています。
結論
結論からいえば、オンライン講習のSATを利用してください。
価格は安いし、免状がアプリなのでなくす心配もいらない、申し込んですぐ受講できるから本当に便利なのでおすすめ。
特別教育の内容、時間
アーク溶接機の点検・整備の不良、作業方法の誤りなどによって、作業者の感電、溶接中のアーク火花などによる火災・爆発などの重大災害がしばしば発生しています。
溶接時は目の保護で遮光保護具が必要です。
事業者には、アーク溶接の業務に就かせる労働者に対し、特別教育の実施が義務付けられています。
特別教育は学科(11時間)+実技(10時間)あります。
学科は自社で行う場合は会社での座学教育が必要ですし、会場での講習会なら当日いくと講習を受けれます、オンラインはスマホ、パソコンで視聴します。
アーク溶接等に関する知識 | 1時間 |
アーク溶接装置に関する基礎知識 | 3時間 |
アーク溶接等作業の方法に関する知識 | 6時間 |
関係法令 | 1時間 |
実技は
アーク溶接装置の取扱い及びアーク溶接等の作業の方法 | 10時間 |
実技は自社で特別教育を実施する場合、オンライン講習では実技を自社で行う必要があります。
会場での講習会であれば講習会場で受けるので楽です。
自社でアーク溶接の特別教育を実施する場合
アーク溶接の特別教育は学科と実技両方とも会社で行う必要があります。
メリット
- お金がかからない
- 自社の溶接機で実際に溶接練習を講習としてできる
- 仕事上での注意点をそのまま講習の教育できる
デメリット
- 学科を自社で教育するにはテキストが必要なので購入する必要があります。
- 何を講義で説明したらいいのかわからない
- 実技で何を教えたらいいのかよくわからない
- 自社で教育するのが手間
- 免状を作らないといけないので免状発行を日ごろからやっていないと大変
学科用テキストの紹介
テキストが必要で1冊1000円以上、講師と人数分合わせるとそれなりの額になるのが…。
会場での講習会を受講する場合
一番ポピュラーな会場での講習会
コマツ教習所 | 30,000円(東京) |
コベルコ教習所 | 29,000円(明石) |
キャタピラー教習所 | 29,000円(埼玉) |
PCT | 26,000円(東京) |
技術技能講習センター | 13,000円(学科のみ) |
東京労働基準協会連合会 | 17,710円 |
数社リストアップしましたが、各都道府県ごとにほかにも講習会は開催されています。
教習所は会場によって価格設定が異なるので注意してください。
メリットとデメリットをみていきます
メリット
- 会場での受講なので会社はとても楽
- 自社で教えるわけではないので手間がかからない
- 自社で学科教えるわけではないのできちんとしたことを教えてくれる。
- 免状を作らなくていい
デメリット
- 金額が高額になりやすい。一人30,000円×人数となると…。
- 予約は早めに必要で先に仕事の穴をあけてしまう。
- 学科だけなら会場での講習をわざわざ受ける必要がない。
オンライン(web)での講習会を受講する場合
オンライン(web)での講習は学科をスマホやパソコンなどで視聴して実技を自社で行う方式です。
オンラインは配信動画を30-60日間に視聴して学科受講(SAT、CIC、KCI教育センター)する場合とZOOM等でのライブ受講(ミヤコシ教習センター、MSTC)の場合があります。
配信動画は気楽でスキマ時間などで受講できるからいいですよ。
配信動画はスマホなどのカメラに顔認証で自分の顔を登録して、スマホだとインカメラで受講状態を監視します。
オンライン(web)講習会一覧
SAT | 9,900円 |
KCI教育センター | 13,500円 |
CIC(日本建設情報センター) | 12,100円 |
ミヤコシ教習センター | 13,500円 |
MSTC | 19,800円 |
SATの講義動画サンプルがあります。
メリット
- 配信動画だと仕事の都合がつきやすく、スキマ時間での視聴など受講しやすい
- 配信動画は30-60日くらいの受講期間があるのは日程調整が楽でいい
- ライブ受講でも日程調整は融通が利くから会場講習より仕事と都合が合いやすい。
- 実技の参考資料があるので実技を会社で実施する際に参考にできていい。
- 申し込んだらすぐ受講できた
- 学科の講義をやらなくていいから楽
- 価格は会場講習に比べて安い
- 免状を作らなくていい
デメリット
- 実技を自社で行わないといけない
- 自社で1からやるよりお金がかかる
どれがいい
自社、会場での講習会、オンライン(web)講習会を比べると一番いいのはオンライン(web)講習会です。
実際、私もSATのオンライン講習会を受講しました。
オンライン(web)講習会受講してみた感想
実際に受講した感想をメリットとデメリットで分けると
メリット
- 予約してすぐに受講できるので空いている日や時間に受講できるのは本当に便利。
- アプリでの免状はなくす心配がなく、常に携帯しているから提出を求められてもすぐ出せるのがいい
- 自宅のベッドで寝っ転がりながら動画視聴はチョー楽で革命が起きました。
- 数日間に分けて受講できるのはかなりの助かりました。
- 申込~受講、受講後~免状発行までのスピード感がとても早い。免状発行(アプリ)は1-2時間くらい
デメリット
- 内容が古いままだったのが残念。
- 受講は顔認証で監視しているが、きちんと受講していても「審査中」がついて、職員によるチェックが入る場合があります。そうなると時間がどうしてもかかるのが…
オンライン(web)講習会どこがいい?
オンライン講習会はSAT、KCI教育センター、CIC(日本建設情報センター)、ミヤコシ教習センター、MSTC
動画配信(ミヤコシ教習センター、MSTC以外)のほうが日程調整しなくていいだけ楽です。
修了証でPDFみたいなデータ型はやめたほうがいい。
PDF型だとデータは後からなくすんだよな。
SATは免状がアプリかアプリ+プラスチックカード(有料)か選べます。
SATで受講してアプリでの管理はとても楽なのでおすすめ。
なくす心配がないのが助かります。
テキストはweb上でのデータになります。講義中はスライドで見えるのでテキストを必要とすることはありません。
実技を自社でやるのはどうすればいい?
SATのHPには
実技は、各事業所様において「実技実施責任者(経験者)」を選任し、工具・機械等を準備し実習を行ってください。その際、実技実施責任者と同一場所で対面のもと実施します。個人事業主の場合は、お取引先などの経験者の方を実技実施責任者として選任ください。
とあるので実技実施責任者の元で実際の実技を行う必要があります。
実技の参考資料としてSATはPDF2枚、CICは実技教育サポート動画があります。
実技の内容はSATのPDFはいい参考になります。
実技は実際の溶接機で溶接させて実技としつつ、指摘して指導するのがいいでしょう。
溶接の基本と作業のコツという本があります。
革手袋は必須です。
溶接棒
溶接メガネ
補助金について
人材開発支援助成金(建設労働者技能実習コース)対象です。
詳しくは厚生労働省HPをクリック。
申請前に最寄りの都道府県労働局に問い合わせてください。
補助金申請する場合は事業所で行う実技は事前の計画書提出が必要です。
- 中小建設事業主(20人以下)
経費助成は対象金額3/4
賃金助成は8,550円×受講日数
賃金要件(人確金、人開金)または資格等手当要件(人開金のみ)を満たした場合の増額されます。
- 中小建設事業主(21人以上)
経費助成は対象金額7/10(35歳以上の労働者の場合9/20)
賃金助成は7,600円×受講日数
賃金要件(人確金、人開金)または資格等手当要件(人開金のみ)を満たした場合の増額されます。
2人以上で受講する場合
2人以上で一斉受講する場合は監視員をたて、監視員の監視の元で動画を視聴するという流れです。
監視人を必要とする講座と同じで面倒くさい
おすすめは?
おすすめできるのはSAT
おすすめな理由
- 申し込んでからすぐ受講できるスピード感、アプリの免状は受講完了後すぐできるので今日の明日でも免状ができるのは本当にいい。
- 受講するだけで書類がないのがいい。他社だと受講の監視人、受講記録とか言われるけどSATはそういう面倒くさいこと言わない。
- アプリでの免状管理は神!!!紛失、破損する心配がなくてすぐ取り出せて免状確認がすぐできるから本当に楽です。転職とかで免状がなくなるってことありますからね…。
- ベッドの上で寝っ転がって動画みる感覚で受講できるのは革命が起きました。マジで楽!!!
- 60日間あるので数日に分けて夜ベッドの上で動画みるってことで受講できますし、便利。
コメント