小型車両系建設機械の運転業務(解体用)の特別教育を受けないといけないけど、
「忙しい」、「1-2か月先の予定なんてわからない」という人におすすめなのがオンラインで特別教育を受講できます。
申し込んですぐに受講できますし、スキマ時間に動画視聴するだけの顔認証タイプは本当に楽です。
この記事では小型車両系建設機械の運転業務(解体用)の特別教育をオンラインで受講できる講習を紹介します。
動画視聴は顔認証タイプがおすすめ。顔認証だと受講するだけ、顔認証がないと監視人が必要。
おすすめは監視人がいらないKCI教育センター
実技が必要です。補助金あり
特別教育では機体重量3t未満です。
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関連記事「小型車両系建設機械運転(整地・運転・積み込み用及び掘削用)の特別教育」、「不整地運搬車の特別教育」、「騒音作業従事者の労働衛生教育」、「締固め機械(ローラー)の運転の業務に係る特別教育」
オンライン講習会一覧
金額 | 視聴期間 | 受講から免状までの流れ | |
KCI教育センター※1 | 13,500円 | 約1か月+5日間 | 申込後、資料等送付 スマホ、パソコンで受講 受講完了をメールor電話で連絡 修了証が発行 顔認証で監視(10分に1回) 修了証はカード型 |
安全・技能推進協会※2 | 10,690円 | 90日間 | 申込後テキスト等送付。 3営業日以内に受講可能。 スマホで受講監視人が別途必要 『実技教育修了証明書兼修了証発行申請書』を送ったら教育修了証明書(カード型)、教育証明書(事業者用)を発行 |
MSTC※3 | 16,500円 | ライブ受講(ZOOM、Microsoft Teams) | 申込 学科をライブ配信で受講 カメラで受講生を確認します。 「事業所内実技修了証明書」「証明写真」「自動車運転免許証」を送付ののち、「特別教育修了書」を発行 |
※1:e-ラーニング講習です。所定の時間内に認識度テストを実施しないといけません。
※2:スマホで受講してください。値引き後の価格(値引き前12,600円)です。顔認証で監視がないため監視人が必要です!!!!!!外国人従業員向けのコースあり。日本語ですがひらがなのルビがふってある、専門用語に解説がつきます。キャンペーン価格で安くなることがあります。
※3:実技のみの受講あり。
小型車両系建設機械運転(解体用)の特別教育とは
事業者は、機体重量が3t未満の車両系建設機械のうち、「解体用」の機械で、動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。
3t以上は技能講習です。
特別教育の内容とオンライン講習
小型車両系建設機械運転(解体用)の特別教育は学科+実技です。
学科(7時間)はオンライン講習で受講します。
学科はオンラインの場合スマホ、パソコンでずっと見ます。
小型車両系建設機械 (解体用)の走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識 | 2時間 |
小型車両系建設機械 (解体用)の作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 | 2.5時間 |
小型車両系建設機械 (解体用)の運転に必要な一般的事項に関する知識 | 1.5時間 |
関係法令 | 1時間 |
動画をみるときに顔認証だと最初に自分の顔を登録して受講中にインカメラで監視して受講している証明となります。
ZOOM等でのライブ受講の講習もあります。
テキストは画面上に必要なことはスライドで出てきます。
web上にあるので必要に応じてプリントしてください。
実技は
小型車両系建設機械(解体用)の走行の操作 | 4時間 |
小型車両系建設機械(解体用)の作業のための装置の操作及び合図 | 3時間 |
補助金について
人材開発支援助成金(建設労働者技能実習コース)対象です。
詳しくは厚生労働省HPをクリック。
申請前に最寄りの都道府県労働局に問い合わせてください。
- 中小建設事業主(20人以下)
経費助成は対象金額3/4
賃金助成は8,550円×受講日数
賃金要件(人確金、人開金)または資格等手当要件(人開金のみ)を満たした場合の増額されます。
- 中小建設事業主(21人以上)
経費助成は対象金額7/10
賃金助成は7,600円×受講日数
賃金要件(人確金、人開金)または資格等手当要件(人開金のみ)を満たした場合の増額されます。
実際に受講した上でのメリット、デメリット
私は実際にあるオンライン講習会を受講しました。
そのうえで感じたことをいうと、
メリット
- 予約してすぐに受講できるので空いている日や時間に受講できるのは本当に便利。
- アプリでの免状はなくす心配がなく、常に携帯しているから提出を求められてもすぐ出せるのがいい
- ベッドの上で寝っ転がりながら動画視聴はチョー楽で革命が起きました。
- 数日間に分けて受講できるのはかなりの助かりました。
デメリット
- 内容が古いままだったのが残念。
オンラインと会場どっちがいい???
オンラインで受講したほうが絶対にいい。
いつでも受講できるメリットは本当に大きい。1週間くらいかけて受講してもいいし本当に楽。
急ぎの時は夜に受講して翌朝には免状ができます。
夜、ベッドの上で寝っ転がって動画みているだけなので受講している感がほとんどなくて革命が起きました。
オンラインでの受講は規定時間以上ありますし、会場での受講より多くのことを教えてくれます。
実技の不安はあってもその後の仕事上のOJTで補えるところ、生かせるのでおすすめ。
ZOOMでのライブ受講
ZOOMのライブ受講だと、臨場感があって受講しているという感じにはなれます。
その場でわからなければ質問できるのはメリットです。
会場での受講でも良いんじゃないと思ってしまう。
実技はどうするの?
実技7時間を会社で実施しなければなりません。
実技は各事業所で「実技実施責任者(経験者)」を選任し、工具・機械等を準備し実習を行います。
その際、実技実施責任者と同一場所で対面のもと実施しなければいけません。
動画講義の中で必要なことは含まれているのでその内容をベースに実技を行えばOKです。
web講習を実施する各社で動画や資料はあります。
各社の資料は
安全・技能推進協会 | 実技教育実習要領書あり |
なおMSTCは実技のみあり(島根で5,500円)
実技案
web講義内で、解体用の車両の操作方法や注意事項について説明されているので実技では会社にあるもので実際に動かします。
4時間の「小型車両系建設機械(解体用)の走行の操作」は会社にある車両で実際に広い場所で最初動かします。
その後、実際の作業現場に近い状況下で走行の操作を練習します。
これを何度も繰り返し完璧にできるまで。
日常点検や整備についてもここで行います。
3時間の「小型車両系建設機械(解体用)の作業のための装置の操作及び合図」は実際の作業をやって、周囲との合図やどこが危険なのか
ということを検討しつつ実技を行います。
実技するときは手袋をしましょう。
どこがおすすめ?
おすすめできるのはKCI教育センター
顔認証なので監視人がいらないから受講が楽。
書類や作業も最低限ですむのは嬉しい
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